■ナイロビの蜂とヒポクラテス
小説「ナイロビの蜂」を少し前に読み終わり、ストーリー上の登場人物の「価値観」や「行動規範」の「源泉」はなんだろうと、思っていた。小説に出てくる製薬関連は良く分からないので、インスタントコーヒーを飲みながら、Le Monde Diplomatiqueに掲載されている「貧しい国々は被験者の宝庫」という記事を読む。新薬の発売に欠かせない臨床試験を行うにあたり、製薬会社は開発途上国に目を向けている。従順な病人が数多くいるし、ほとんどの途上国では、倫理的、法的な制約が、先進国のそれに比べて厳格ではない。選択の余地もない被験者は、進んで試験に加わる。しかし、この新手の人体の搾取は、「リスクのアウトソーシング」という憂慮すべき事態を引き起こしている。しかも、アウトソーシング先への見返りはあまりない。(記事より引用)うーむ、ヒポクラテスの言葉が遠いところにある感じがする。
■リスクのアウトソーシング
上記のメモ中に出てくる「リスクのアウトソーシング」は、普通に考えれば「Globalization」の影響があり、つまり、効率性を求めた結果の「分業」ですな。人間の安全(命)を担保にした「分業」に、「貧困国家にも利益がある」といってもやはり疑問はある。「ダーウィンの悪夢」はそういう部分も冷静にドキュメントしていますよね。とはいっても、人って、自分が不利益をこうむらない程度、範囲での「Globalization」には好意的、だから上記の「Globalization」とをなかなか同じようにはリアリティをもてないのが普通。そんな中NYTを読んでいたら、「Globalizationは、もともと人間が求めているものだ」なんてテーマで書かれた書籍があった。タイトルは「Bound Together」である。
■「Bound Together」
個人的に興味深かったのが、筆者は「Globalizationは a synonym for late capitalism や a scheme dreamed up by a few Western finance ministers, corrupt industrialists and International Monetary Fund ではなく、It is a never-ending saga in which the striving for a better life and greater security by millions of individuals manifests itself in the search for profit, for a livelihood, for knowledge, for inner peace, for protection for oneself, one's dear ones and one's community.」という。しかし、文中にこういう。「Calls to shut down globalization are pointless because nobody is in charge」ここまで言い切れるものだろうか。
■今日の一枚
最近かなり面白い番組です、かなり好きです。

■読書中
ちょっと必要があって「共産党宣言」
頭でっかちにならないための「使う力」
司馬遼太郎のエッセイ集
小説「ナイロビの蜂」を少し前に読み終わり、ストーリー上の登場人物の「価値観」や「行動規範」の「源泉」はなんだろうと、思っていた。小説に出てくる製薬関連は良く分からないので、インスタントコーヒーを飲みながら、Le Monde Diplomatiqueに掲載されている「貧しい国々は被験者の宝庫」という記事を読む。新薬の発売に欠かせない臨床試験を行うにあたり、製薬会社は開発途上国に目を向けている。従順な病人が数多くいるし、ほとんどの途上国では、倫理的、法的な制約が、先進国のそれに比べて厳格ではない。選択の余地もない被験者は、進んで試験に加わる。しかし、この新手の人体の搾取は、「リスクのアウトソーシング」という憂慮すべき事態を引き起こしている。しかも、アウトソーシング先への見返りはあまりない。(記事より引用)うーむ、ヒポクラテスの言葉が遠いところにある感じがする。
■リスクのアウトソーシング
上記のメモ中に出てくる「リスクのアウトソーシング」は、普通に考えれば「Globalization」の影響があり、つまり、効率性を求めた結果の「分業」ですな。人間の安全(命)を担保にした「分業」に、「貧困国家にも利益がある」といってもやはり疑問はある。「ダーウィンの悪夢」はそういう部分も冷静にドキュメントしていますよね。とはいっても、人って、自分が不利益をこうむらない程度、範囲での「Globalization」には好意的、だから上記の「Globalization」とをなかなか同じようにはリアリティをもてないのが普通。そんな中NYTを読んでいたら、「Globalizationは、もともと人間が求めているものだ」なんてテーマで書かれた書籍があった。タイトルは「Bound Together」である。
■「Bound Together」
個人的に興味深かったのが、筆者は「Globalizationは a synonym for late capitalism や a scheme dreamed up by a few Western finance ministers, corrupt industrialists and International Monetary Fund ではなく、It is a never-ending saga in which the striving for a better life and greater security by millions of individuals manifests itself in the search for profit, for a livelihood, for knowledge, for inner peace, for protection for oneself, one's dear ones and one's community.」という。しかし、文中にこういう。「Calls to shut down globalization are pointless because nobody is in charge」ここまで言い切れるものだろうか。
■今日の一枚
最近かなり面白い番組です、かなり好きです。

■読書中
ちょっと必要があって「共産党宣言」
頭でっかちにならないための「使う力」
司馬遼太郎のエッセイ集



